営業職 嫌われる理由

私がみてきたもの、聞いてきたことで考えてみます。

┃そもそも営業と売買成立とは

1.良いものを教えることが営業
2.相手が欲しがること

これが成立条件です。そして良いものを教えるという段階で、その商品よりも優れた商品が存在した場合、1にある営業という前提が崩れ去り、自社製品よりも良いものがありながら、それを伏せて隠し自社製品を売らなければ仕事になりません。

そういったときに良心の呵責がある道徳があるまともな人では続けることが難しくなるのが自然です。

相手が欲しがらないものを売りつけるというのは、強要や脅迫になりえます。

┃労働者目線の嫌う理由

1.大変そう

大変そうに関して、本来はそんなに大変ではありません。大変にしている仕組みがあります。

営業をする商品に関して、営業職として学ぶ必要があります。この学ぶ必要が大変といえば学びたくない人はそうかもしれません。

2.ノルマ

ノルマがあるということで達成できる自信がない人や、勉強の結果、返済不要の奨学金を得た達成経験もなければ不安かもしれません。

3.営業成績等、能力差を問われる

誰もが同じスタートラインから平等で公平な成績の結果に応じて給与が増える。頑張れば頑張るだけ増えます。ということに対して、頑張りたくない人や頑張る自信がない人は営業成績に比例する制度に関して拒否反応を示しています。

4.イメージ

営業をしている人の心構えとして
・頭を下げればいい
・謝ればいい

相手が不満に思っていて怒っていても、頭を下げてればお金になる、など信義誠実の原則に反するような考えが蔓延していることもイメージが悪い原因だと思います。

5.営業をしている人の言葉

私が聞いて失笑してしまったことですが「営業はモノを売るんじゃないよ、自分を売るんだ。自分を気に入ってもらって買ってもらう。」と言っていた人がいました。その人は営業をしていた人ですが、おかしな言葉に感じられる人は正常だと思います。

自分自身をおかしな根拠で騙さないと出来ないということでしかありませんから、この主張に違和感を覚えるのは当然のことかと思います。そしてそんな状態になることを勘案すれば避けるのも当然です。頭おかしくならないとできないんだ、と感じます。

6.忘れてはいけない自爆営業

ⅰ営業成績が悪く叱責される
ⅱパワハラに耐えられず

自分のお金で
・叱責されないために商品を買う
・自分の家族や友人に売りつける

これが自爆営業です。こういった「自爆営業」という言葉が存在すること自体が嫌がられる原因です。

 

┃経営者目線のいろんな理由

ノルマを設けなければ成績0の人に給与を渡すことになり、無駄なお金を垂れ流すことになります。

会社に対して貢献してくれる人には気持ちよく給料を支払えますが、なんの利益も生み出さない人は邪魔でしょう。当然といえば当然です。そんな余裕なんて無いと思います。雇っている立場で考えて、利益を生み出さずに費用だけかかる負債なんて抱えていることは将来に対する不安です。

┃今現在も蔓延るだめな営業①

以前きたウォーターサーバーの営業の人は商品知識も法令に関しても無知でした。

この人は
・ウォーターサーバーで水道よりも安全でミネラルが豊富

と発言しちゃってました。日本の法律からすると水道水は水道法により厳格に管理されており販売されているミネラルウォーターは嗜好品扱いで「安全の基準値が水道水よりも緩い」です。そして成分分析の結果でも「水道水のほうがミネラルウォーターよりミネラルが豊富な部分が統計としても多い」ですよね。

誤った営業で契約を取り付けても事実と反することを伝えた場合、説明にあった機能(ミネラルが水道水より多く安全である)が備わっていないわけで、契約が無効になります。

┃今現在も蔓延るダメな営業②

引越しをした時に給湯器等の商品の営業は嘘を並べてくるのですごいですよね。

とっても哀れに感じながら聞いてあげますが
・古くなっているから交換しないとだめ
・せっかくなのでこの機会に
・おすすめのものがあります

というような嘘から始まる営業ですね。

まずそれはありえないし、今言ったこと全て書面化してもらって知り合いの業者に確認してもらって異常がなかったらどうします?実際に問題あればいいけど、無かったら今の時点でも手遅れの詐欺未遂ですけど?と伝えたところ、すみませんでした謝罪し帰りました。

┃雇う会社の問題ですよね

こういった例があるとおり、詐欺をしてでも売りつけようという状況に追い詰めたのか、何をやってもいいと考えるような労働者を教育しなかったり、選別しなかった結果、現在の営業職にある悪いイメージが根付いてしまったのではないでしょうか?

┃営業職をして良い人は

2種類の人だけだと思います。

1.商品開発をした熟知している人
2.頭が良く勉強ができる人

この二種類の人だけが適当な営業職が出来ると私は思います。

理由は
・商品知識を得るために学び=1と2の人
・商品の利点や欠点を理解=1と2の人
・わかりやすく顧客に説明=1と2の人
・法令も理解している必要=2の人

これがあります。法令を無視し商品知識もなく、売りつけるために嘘を述べたり、勘違い(錯誤)させるような商品説明をした場合は、錯誤無効として販売契約が無効となり利益を生み出すどころか時間的損害、経済的損害を会社にもたらします。

何よりも「売ろうとしている商品の知識がない人」は信用にたらないのではないでしょうか?よくわからないものをよくわからないまま売るという不真面目な姿勢も含め、消費者側は売買契約することに不安を覚え、誠実さも感じられませんよね。

経営者側が営業人を選ばず「誰でもいいからとりあえず営業がほしい!」と選別せずに営業職を増やした結果

・やってはいけないことをする人
・言ってはいけないことをする人
・いきすぎたパワハラ
・良心を捨てられる人

が蔓延った結果トラブルになり悪評を振りまきイメージが地に落ちたのでは?と個人的に感じます。

┃介護職に似てるかも

営業職というイメージは、介護職と似てる要素もあります。

・サービス業
・理不尽が横行
・客を優先しすぎ
・労働者の権利は無視
・人不足のため選ばない

という意味では営業も介護もイメージは似ているとも思います。

 

 

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