通信費は、延滞料金 × 0.145×延滞日数÷365です。
│前置き
滞納をするとJICCやCICに5年程度残ります。信用情報機関に傷があると消えるまでの期間、様々な分割契約等、審査に通らなくなります。信用を維持するために事故(滞納)を起こさないようにしてください。(信用毀損)
履歴に傷がある状態でクレジットカードの申請等、信用を必要とする契約を申し込むと、これらの事故状態で否決になります。
CICやJICCからは5年程度で消えますが、申込みをした会社のデータベースからは消す必要がないので、CIC、JICCから消えた後に再度申し込みをしても、信用情報を社内共有している関連会社では審査に通らなくなります。
代理で遅延損害金に関して計算式を具体的に尋ねました。
│計算の仕方
通信費の延滞金額が、7,023円とした場合
7023× 0.145×1÷365= 2.78995890411
の金額が1日あたりの遅延損害金です。
日数が増えるごとに、2.78995890411ずつ増加って感じですね。
│30日遅延する場合
7,023×0.145×30÷365=83.6987671233
ですね。
小数点は切り上げのはずです。具体的に尋ねていませんが、通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律3条1にあるとおり、債務の小数点以下は切り上げです。切り捨てても構わないので切り捨て請求かもしれません。
分かる人いたら教えてください。
│料金センターの回答
┃通信費の利息
1.通信費は、支払日の翌日から14日程度までは猶予期間とし、遅延損害金利息をつけません。
2.猶予期間を経過した場合、支払日の翌日を起算日とし、年率14.5%にて遅延損害金を計算します。
┃端末の利息
1.端末も支払日の翌日から猶予期間があり、期間内の支払いにて通信費と同様に利息をつけません。
2.猶予期間を経過した場合、支払日の翌日を起算日とし、年率6%の遅延損害金を請求します。
という返答でした。
│感想
端末の利息に関しては、商法の利息6%上限にしているようですね。民事の遅延損害金だと5%です。消費者契約法の上限利息は14.6%なので通信費に関しては上限に満たない利率(14.5%)にしているようです。
商品売買の利息=6% (商法)
通信契約の利息=14.5% (消費者契約法)
個人間の利息=5% (民事法定年利率)
ドコモの遅延損害金年利率は普通だと思います。
極端にいえば、1万円の通信費の利息が1年で1,450円ですからね。支払いの約束を違反した側が負担する額としては安いものです。払うの苦しいよ!って人は解約すればいいですよ。支払いが無理な契約を継続することが誤りです。