よりよいCPUを選ぶのなら、HTTを無視できません。
HTTとは、ハイパースレッディング・テクノロジーといいます。
出現したのはもう10年以上前になると思います。
HTTとは、仮想的なコアのことです。
本物ではないです。
例えばデュアルコアのCPUでもインテル製品の場合
HTTによりデュアルに見えるだけです。
詐欺?っていうと、そうではなくて
出始めた当時のものでは、CPUの1コアあたりの
トランジスタ数を1.5億増加させることで
あたかも2つあるようにみせ、余力の部分を余すこと無く
2つ同時に実行できるようにって形だったと思います。
(現在とは変わってるはず・・・。)
どういうことかというと、1処理に対して1スレッド(コア)は
1つずつしかできません、みたいなもので
その効率を少しでもあげましょう。ということに対し
1つのコアだけど2つに偽装させ、余力も余すこと無く
全て使い切って、より早く処理を終わらせる。
(そんなところだったよーなきがします。)
でですね、結局のところ、このHTTの仮想によるデュアルコアと
実際にちゃんとデュアルコアのほうが早いのです。
クアッドコア(4つ)のものとデュアルコア+HTTで合計4では
前者のクアッドコアの方が早いのです。
(※全て同条件とした場合)
もちろん他に加味する点として周波数や年代その他あります。
技術の進歩があるので、最新のものは過去のものよりは良いです。
最新のクアッドコアのものと昔のクアッドコアでは当然違います。
そしてインテルのi5にはデュアルコア+HTで4コアと
クアッドコアでHTがなしで4コアのものがあります。
i7に関しては、大体クアッドコア+HTTで8コアです。
i3は大体デュアルコア+HTTで4コアです。
i3<i5<i7で早いことになってます。
より複雑になっているのですが、インテルCPUでは
HTTの有無も考えてみると良いかもしれません。
大体そんないらないんですけどね。現在ではi3で十分だったり。
Celeronでも十分かもしれません。
サーバー、業務用のものではXeonが多くありますね。
またコア数も32コア64スレッド等業務用らしくすごい数です。