スマホ モニタリング 監査 観察

スマートフォンのモニタリングに関してです。

Android用のアプリで、モバイルフェンスというものが良いと聞きました。

実験として使ってみました。

┃料金

年間28.8ドルのサービスで、1ヶ月だけ無料で使えます。

┃よいところ

ブロック機能に関しては良いですね。

アプリの起動時間から、制限をかけてしまう。
起動できる時間、日時の制限など。
SMSでの監視対象のメッセージを設定しておくことで、「保護者にとってされたくない」会話をロギングする機能です。

┃観察できるもの

・利用時間
・利用アプリ
・メッセージ(ショートメール限定)

のような感じです。

LINEでの電話時間の記載もあるのですが、ちょっと実験したところ0秒のままカウントは進みませんでした。

格安スマホでは、このカウントが著しくおかしい端末もありました。実利用時間は5時間以上あるはずでも、利用時間が1時間10分くらいでした。

正常に動作しているように見えるものでは、ちょっとみただけでも時間計測されていました。

通話、ビデオ通話の時間は見えません。

※Youtube等そのほかのサイトをブロックしたとして、ブラウザから検索サイトのアドレスをコピーし、LINEに貼り付け、LINEの中から見ると、全て無駄です。何の意味もありません。

┃端末による

Androidなので、端末によって違いがあります。製造元によって仕様が違うので、同じ使用方法が出来ないのがAndroidですね。

┃実情としてどうなのか

正直微妙だと思います。

問題点がいくつかあります。

まず、アプリの中ではみえません。LINEの話している内容など。
コレに関して見えなくて当然とは思います。

メッセージ=手紙=通信となりますが、日本の法律上、「通信の秘密」というものがあるので、血縁者であっても、本人宛の手紙を開封することは「信書開封罪」です。

それは別としても、プライバシーに関するものなので、面倒な厄介事、民事その他に巻き込まれるのが嫌なので、提供元もしないと思います。

Googleアカウントに連携するものなので、ブラウザ利用、サイト、ホームページの検索には、Googleアカウントにログインした後の端末として提供する形で、「元々Googleアカウントに備わっている機能」を見やすくしている状態ですね。

閲覧履歴はそもそも見れます。

┃個人的な評価

どうしても、Androidを使わざるを得ないなら、やむを得ないと思います。年間28.8ドル支払うのも良いと思います。

プライバシーに関するもの、「通信の秘密」やその他を考えると使いづらいと思います。完全に観察対象として「会社で配布」なら良いと思いますが、「子ども」という「個人」に持たせ、ストーキングをしすぎても、それはそれで親子の信頼関係にヒビは入りそう、と感じました。

最初からiPhoneを使っておけば、ペアレンタルコントロールでもっと根本的なことができます。

モバイルフェンスは多様な細かい設定があり、良いようですが、設定の多さから混乱招きそうです。

設定をする側が「理解する能力がある」なら良いと思いますが、パスワード管理もろくに出来ない親が子に持たせると、別の意味で問題が出そうです。

読んで調べて試して、自分が出来ないことに対して「お金」を支払うことが出来る人だけ使うべきですね。

保護者にとって管理しやすいようで、しやすくないです。設定項目細かいです。Yes or Noではなく、Yes の中の細分化された項目から決めるので「面倒」です。

┃通信の秘密

憲法に規定されています。いくら親子であっても「知られたくないこと」ありますよね。

そんなものはない!認めない!と考えて、思っても構いません。思想の自由はあります。しかし憲法上の違反行為になり、信頼関係を破壊するものでもあるので、盗み読みするような真似はやめたほうが無難です。

盗聴するような秘密を暴く行為をするアプリにもなりえるので、渡すときに「内容全部みれるよ」と伝えておくことが良いと思います。

何も宣告せず、あとになってこういうことに使わない!って叱った時、「盗み見ていたんだ」と思われれば、信用信頼は完全に崩壊しますよね。

投稿者: みずがめ座

パスワード保護された記事があります。お問い合わせからどうぞ。